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手術当日 その2

麻酔が醒めるまでの間 先生が取った胃を見せながら
状態を説明してくれました
癌というものを写真ではなく この目で初めて見たのですが
ホントに初期の部分は素人の肉眼ではわかりにくい
多少コブ状になったものはわかるけれど..


パパの癌は胃の出口付近にできていたのですが
肉体症状として現れるのは かなり進行してからのことらしいです
しかも胃の出口が塞がれるので 苦しいようです
だから「今回健康診断で見つかって本当によかったですよ」と


先生は「肉眼で見る限りでは 初期のものと言っていいでしょう」と
おっしゃっていました
もちろん詳しくは検査に出してみないとわかりませんが ホッとしました

今回の手術では胃の4分の3と周りのリンパと胆のうを摘出
リンパにも転移は見られないようです


麻酔から醒めて 手術室から出てきたパパは
当たり前だけど 途端に病人の顔になってしまっていて
ひとまわり小さくなったように感じました

病室ではわりとすぐに話もできたのですが
「痛い」と顔をしかめながら言っていました

とりあえず手術は成功
あとは合併症などが起きないように
どんどん回復してほしいです
翌日からはどんなに痛くても 歩く訓練が始まります
これも合併症を防ぐためなのだそうで...


がんばれ~
by tymchin | 2006-09-05 22:57 | あれこれ
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