浅田次郎さんの『王妃の館』を読み終えました
読むきっかけは、通勤時に「電車で読む本忘れた!」と 改札近くの本屋に駆け込み、わずか2分ほどで物色し 衝動買いしたのです 浅田次郎ってコメディタッチのものから歴史的なもの ひっそりと泣かせるようなもの、、、いろいろありますけど これは「プリズンホテル」に並ぶコメディタッチものです といっても、もちろん笑わせるだけではなく泣かせます 17世紀のルイ14世時代の話と現代の[光]と[影]のパリツアーの話とが絡み合いながら 話が進んでいくのですが、その流れがとにかくおもしろく、引き込まれます 上下巻、ほとんど一気に、電車の中で眠るのも忘れて読みました ツアーに参加している人々の人間模様・人生模様が現実的ではないものも あるんですが、それがまた物語のおもしろさということで、、、 17人の参加者それぞれの人が とてもウマく書かれてたと思います ルイ14世時代の話は、ルイ14世の息子「プティ・ルイ」が泣かせるんですよ! 電車の中で思わず涙が、、、 浅田次郎さんってホントすごい!
by tymchin
| 2004-08-29 12:49
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