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王妃の館

王妃の館_a0019664_1249677.jpg浅田次郎さんの『王妃の館』を読み終えました

読むきっかけは、通勤時に「電車で読む本忘れた!」と
改札近くの本屋に駆け込み、わずか2分ほどで物色し
衝動買いしたのです

浅田次郎ってコメディタッチのものから歴史的なもの
ひっそりと泣かせるようなもの、、、いろいろありますけど
これは「プリズンホテル」に並ぶコメディタッチものです
といっても、もちろん笑わせるだけではなく泣かせます

17世紀のルイ14世時代の話と現代の[光]と[影]のパリツアーの話とが絡み合いながら
話が進んでいくのですが、その流れがとにかくおもしろく、引き込まれます
上下巻、ほとんど一気に、電車の中で眠るのも忘れて読みました

ツアーに参加している人々の人間模様・人生模様が現実的ではないものも
あるんですが、それがまた物語のおもしろさということで、、、
17人の参加者それぞれの人が とてもウマく書かれてたと思います

ルイ14世時代の話は、ルイ14世の息子「プティ・ルイ」が泣かせるんですよ!
電車の中で思わず涙が、、、


浅田次郎さんってホントすごい!
by tymchin | 2004-08-29 12:49 | 本&DVD
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